こんにちは!
天皇陛下の御即位を祝う会の舞台監督、
猪ヶ倉大介です。
私の周りでは、
「最近、ものを覚えるのが大変でね!」とか、
「物忘れがひどくてね!」とか、
「もう、覚えるそばから、忘れていくよ!」
なんて嘆きのオンパレードです。
記憶法は、
はるか昔の古代ギリシャの時代から
使われていました。
身近なものとか、場所とか、
自分の記憶にあるものに付け足して覚える方法など、
実に様々なテクニックを使っていました。
よくテレビなどで特集していた、
円周率を下三桁、四桁位を、
あっという間に書き綴っているの天才君も、
実は、イメージを記憶に使っているんです。
そういった記憶術のマスターは大変そうに思えます。
けれども、安心してください!
実はあなたも、知らないうちに使っています。
子供の頃の忘れられない記憶、
いつまでも覚えている事って、
たくさんあると思いませんか?
それは、強烈なイメージを伴った記憶ではありませんか?
素晴らしく美しいシーンが忘れられない映画!
涙が止まらなかった映像!
応援していたチームが、劇的な勝利を勝ち取った瞬間!
それらは皆イメージが鮮明に残っているものです。
昨日の夜に何食べたのかは覚えてないのに、
何年も前に食べたウニ丼は
ハッキリと美味しさまで覚えている。
この記憶も、実は記憶法の基本的な方法なんです。
しっかりとイメージを作る事で、脳にしっかりと記憶させる。
イメージの中に、話の内容、
言葉とか、色とか、匂いとか、音、温度、触感、と云う
五感を使って、イメージを創る事で、
忘れない記憶の棚に入れてあげます。
覚えたいもののイメージを、
しっかり創る事で、記憶は定着しやすいものになります。
何十年前の記憶でも、
昨日のことの様に憶えているのも、
知らず知らずのうちに、
イメージの記憶法を使っているんです。
ただ意識して記憶するのと、
そうでないものとの違いが有りますが、、、、。
限られた人にしか出来ないものが記憶法!
では有りません。
誰でも出来ます。
その第一歩が、「気づく」事です。
覚える事、ものに対して、
自分の中でどう関連付けていくかが、
鍵になります。
ただ、闇雲に暗記するよりも、
その事を分析して、五感を使い、
自分と関連付けて、イメージしてあげると、
覚えやすいです。
外国語で単語を暗記するのに、
単語だけを闇雲に覚えるより、
文章で覚える方がはるかに覚えやすいのも、
イメージを描きやすい、シチュエーションを
浮かべ易い状態だからです。
あなたは今この記憶方を、知ったわけですから、
今までより、
はるかに記憶し易い脳を持っていることになります。
覚えることのイメージを鮮やかにする、五感を使って、
イメージを膨らませる事で、
記憶定着率が格段にアップしています。
さあ、そうと判れば、いざ出陣!
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