心に響くひと言。『ピカドン』原爆ドームを再訪して、、、。

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今日は。天皇陛下の即位を祝う会の舞台監督の猪ヶ倉大介です。

今、仕事で関西から、中国地方を旅公演しています。

久々に広島に来ました。

午後に到着。チェックインには時間があったので、

何処を行こうか?宮島の厳島神社は改修中だったので、

次回に、先ずは徳島、和歌山に続く恒例のお城巡り、広島城です!

天守閣は1958年に再建された3代目のお城です。

1845年8月6日、原爆投下の日。

爆心から1キロほど離れていた広島城は、火災は免れまし

たが、爆風によって全壊しました!

使われていた木材は、いつの間にか無くなりました。

(生活の為持ち去られたそうです)

残った天守閣の石垣の上で寝そべっていた少年の写真が

印象的でした!

最上階からの展望は素晴らしく、

中国地方の中心地に相応しい外観を一望出来ます。

お城からドーム迄ゆっくり20分位でしょうか?

丁度夕陽が沈みかけていて、

ドームのドームの遺された窓には綺麗な日差しが刺さります。

有りし日の賑わいが聞こえてくる様です!

被爆前は、広島の物産品の展示会等、

賑やかな建物の一つでした。

爆心地でありながら、今でも当時の面影を残す事で、

戦争の悲惨さを観た人の心に響かせてくれる様に思います。

原爆投下時に、市内から離れた海軍の造船所に

動員されていた人の手記に、

『ピカドン 』という言葉が出てきます。

ピカっと光ってしばらくして、「ドーン」という衝撃

と共にきた、凄まじい爆風に地面に叩きつけられ、

気絶した様子が淡々と書かれています。

被爆と云う二度とあってはならない事を

私達日本人は、世界の人々に発信する義務が

有るのではないでしょうか!

投下された原爆の大きなキノコ雲を見た人々は、

奇妙な美しさを感じたそうです。

その爆弾が、一瞬のうちに何万人もの人の命を奪い、

20万人以上の人が死ぬまで病に悩ませられるもの

であったにも関わらず!

そこに、生きるという事の難しさ、苦しさの中にも

人々の持つ素直な気持ちに、感慨深さを感じます。

いつでも、美しさを感じられる感性を

持ち続けていきたいですね!

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