皆さん今日は、天皇陛下の即位を祝う会の舞台監督の猪ヶ倉大介です。
今日は僕に考え方を変えてくれた先生の話です。
日本語ってホントに面白いですね。一語違うだけで全く真逆の意味になっちゃうんですから！
それは、忘れもしない中学校の体育の時間でした。
その日は年に一回の体力測定の日でした。
いろんな種目をこなして行って、最後が1500mの持久走になりました。
校庭はあまり広くなく、1500mは10周走る計算になります。
クラスメイトは、みんなが「イヤだなあ！10周も走らなきゃならないんだよ！疲れるなあ。」
と愚痴をこぼします。
すると、今学期からの新任の体育の先生がこう言いました。
「10周も走らなければいけない」て思うのと、
「10周で終わるんだ！」って思うのとどっちが良いと思う？
10周も、って考えてしまうと、消極的な、マイナス思考になりますね。
変な義務感が生まれて、嫌々ながらするんだという気持ちになって、走る事がイヤな事になってしまいます。
けれども、10周しか走らなくて良いんだ！と云う前向きな考え方をすると、
自ずと走る楽しさにつながり、タイムも良くなります。
この時の持久走で僕は、カウントダウン方式で走ってみたんです。10周から始めて、9、8、7、6周と周回する毎に数が減っていきます。
あれ！もう5周も走ってるぞ、調子が良くないか？後半分しかないのか、
もっとペース、上げられそうだな、、、！
この時僕は周回を重ねる毎に体が軽くなって来て、どんどんペースが上がっていったのを覚えています。
結果は、自己ベストの記録になりました。
物事をプラスに考えるって、ちょっとイイな！
思い返せば、この時にハッキリとプラス思考の良さを実体験出来たんですね。
それから何十年と月日が経っていますが、この時の経験は、
自分の中にしっかりとプラス思考というものを根付かせた、原点だと思って
います。
皆さんにも成功経験が、必ずあります。
そういった成功体験と云うのは、自分が意識していなくても、
プラス思考の回路のスイッチがON になっているんです。
朝起きて、「今日も一日頑張ろう！」って口に出して言ってみてください！
そうすると、本当に一日頑張れますよ！
良いイメージを持って、生活してみて下さい！
そして、笑顔を忘れずに、、、。
笑顔は、自分も周りの人も幸せにします。
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