ラグビーに見る個人の役割 one of all,all of one

今日は!天皇陛下の御即位を祝う会の

舞台監督の猪ヶ倉大介です。

いよいよ今年は、ラグビーワールドカップが始まります。

2019年の日本開催の興奮が甦ります。僕が本格的に

ラグビーを観るようになって10年。

何故ここ迄のめり込む様になったのか?

元来のスポーツ好きだったせいか、色々なジャンルのスポーツは

観ていますが、ここまではどれもなっていません。

フランスまでホントに行こうと思ってるくらいですから

ホンモノですね!

そんなに面白いの?って思ってる人、面白いです。

一度観れば解ります。

確かに、サッカーよりルールは複雑です。ある程度解っていないと

ちんぷんかんぷんの部分は有ります。

が、それに余りあるものがラグビーには有ります。

其れは何か?

ラグビーは15人で戦うスポーツです。

一人一人ポジションが決まっていて、

そのポジションにいちばん合った人が選ばれます。

身体が大きい人がなるロックというポジションは、

攻守において壁になります。2mの大男達のポジションです。

スクラムハーフというポジションは、変形のボールを

味方にパスして、攻撃の拠点になります。

密集の中での素早い動きが必要になるので、

小柄な、いかにもすばしっこそうな人のポジションです。

フルバックは、守備の最終ラインにいて、

陣地を挽回するためのキック力が必要です。

この様に各ポジションの役割が決まっていて、

それぞれがその役割を担って、

チームとしての一連の動きが生まれます。

One of all,all of one.

「1人はみんなのために、みんなは1人のために」

ラグビーの面白さは、まさしくここに有ります。

15人の違う役割を持った、体格も性格も異なる人達が、

楕円形のボールを、其々のスキルを駆使して

ゴールラインへのトライ目指して突き進んでいく。

人生の縮図です。

これを仕事に置き換えてみれば、一目瞭然です。

あるプロジェクトの成功の為に

一丸となって、一人一人のスキルを使って、

自分の最大限のパワーで、一致団結して突き進む!

誰かの失敗、そこから綻びが生まれて、

あっという間にピンチになる!

でも周りが其れをカバーしながら、全体を正しく軌道修正する。

其れが80分間、絶え間なく続けられるのがラグビーと云う競技です。

皆さんも一度ラグビーを観て下さい!

選手の中に自分に似た、或いは理想とする人が見つかりますよ!

スクラムで勝った時のガッツポーズ!トライした後の、誇らしげな表情、

タックルしても、されても直ぐに立ち上がる切り替えの速さ、

もう、あげるとキリがありませんが、ひとつひとつに意味が有ります。

ラグビーは失敗の連続の競技です。

その失敗の積み重ねが一つの飛躍に繋がります。

1人ではない、15人全員の働きが有ってのトライ!

コレが、ラグビーの魅力なんだと思います。

決して前に回してはいけないパスを、失敗を繰り返しながら、

少しずつ前進させる!このひたむきな姿勢に人生が見えて来る!

そんな感じがします。

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