一流選手のスランプ対策

こんにちは!

天皇陛下の御即位を祝う会の舞台監督、猪ヶ倉大介です。

日本人選手の活躍が目覚ましいスポーツ界ですが、

ボクシングの四階級制覇を達成した、

井上尚弥選手の活躍は記憶に新しいものですね。

PFP(階級にとどまらずに、本当に強いボクサーを決めるもの)

でも第2位にランキングしています。

25戦全勝22KO、KO 率88%のハードパンチャーとして

知られる井上選手ですが、

そんな彼でも、スランプに陥った時期もあったそうです。

その時は、ここ2試合1ラウンドKO勝ちで

絶好調だった井上選手ですが、

次の試合も同じ様な勝ち方を期待されました。

が、今度の相手は、今までで最強と言われるボクサーです。

そういった状況が、井上選手の

精神と肉体に、アンバランスを生じさせ、

その結果彼は、極度のスランプに陥りました。

今まで一度もアドバイスなどしなかった

ジムの会長が思わず声をかけてしまう程の、

スランプだったそうです。

井上選手の場合、あまりにも調子が良かった為に、

身体のピークと心の持ち方が合致せずに、

心の方がマイナス方向に向いてしまいました。

負の心が、肉体を凌駕して、動けなくしてしまったんです。

身体が覚えている自然の動きが、

心の邪念(絶好調のピークはそう長くは続かないのでは?)の為に

全く、出来なくなってしまったんです。

さあ、井上選手はこの最大のスランプを、

どの様に克服したでしょうか?

彼がやった事! それは、

ボクシングの練習を休むことを選択しました。

コレは、実に勇気のいる決断です。

彼のチームスタッフは、

このままトレーニングしても、

良い結果は得られない。と判断し、

敢えて何もしない事を選びました。

コレは、、、、野生動物の怪我の治し方、

に通じるものが有ります。

オオカミは、怪我をした時、

じっと動かずに、回復を待つ事を選択するそうです。

井上選手の場合も、心が回復するまで、

身体を休めて、心のレベルまでさげて、

心身一致してから、やり直す事を選びました。

結果的に1ヶ月休んだそうです。

その結果は、、、、、

2ラウンドTKOでの圧倒的な勝利でした。

井上選手も、心身のバランスを取り戻すのに、

1ヶ月かかりました。

人によってその長さは違いますが、

スランプからの脱出法として、

暫く、遠ざかる事も、効果的な方法です。

あなたも、スランプになった時、

一度、何もしない状況を作ってみてはどうでしょうか?

いろいろな煩わしさからの解放は、

特効薬になり得ます。

そうして、リフレッシュしてリスタートしてみましょう!

効果的面ですよ!

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