今日は!
天皇陛下御即位を祝う会の舞台監督、猪ヶ倉大介です。
めっきり寒くなりましたが、すっきりした空気のせいか、
気分は上々の今日この頃です。
この季節は、何故か北海道に行きたくなります!
あの寒さが、僕にとっては心地よい刺激なんだと思います。
さて、今回は遺伝子の話です。
生物は、フェロモンという物質を持っているんですが、
コレが実に便利なもので、話すことができない昆虫は、
このフェロモンを通して情報を伝えていると云うんです。
さて人間はというと、五感が発達したため、
その便利なフェロモンを造る機能が退化してしまいました。
けれども、そのかわりに、話したり、聴いたり、
見たりして使って相手に伝えるという、
五感を使ったコミュニケーションで、
立派に意思の疎通ができています。
相手にダイレクトに伝えられるんですね。
近頃は、電波でもって、世界中と繋がることが出来ています。
そんな便利な世の中なんですが、
恋愛に関しては、そうそう便利に相手を見つける方法は、
未だに確立されていませんね!
一目惚れ!とか、 ウマが合うとか云うのは、
インスピレーションとか、何となく、とかいった、
曖昧な表現にとどまっています。
科学的な根拠のないものですね。
ところが、最近の研究では、人間の遺伝子レベルでのフェロモン
と同じ様なものが、どうやら出ているらしいと云う結果が、
発表されたと云う事なんです。
その実験は、男女10人それぞれが、
着ていたTシャツの匂いを嗅いでみて、
一番好きな匂い(Tシャツ)を選んでみると云う実験だそうです。
そして、其々の選んだ相手の成分を分析してみると、
ある法則があったのです! それは、
自分の遺伝子には無いもの、
別の匂いの持ち主を相手に選ぶという傾向が、
顕著に表れていたんだそうです。
外見ではない、本能的な相手選びが水面下では行われていた!
一目惚れとか、話し易いとか、何故だかウマが合うのは、
遺伝子レベルでのやり取りで、
無意識のうちに確認し合ってるんでしょうね!
赤い糸で結ばれていた!と思える事、
未知なる世界が存在すると云うロマン、
自分にも解らない、混沌の世界が有る!
と考えられるゆとりが、必要なのかも知れません。
あなたにも、遺伝子レベルの恋が有るかもしれませんね!
チョットだけ、人との出会いが楽しみになりました。
猪ヶ倉大介
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