こんにちは!
天皇陛下の御即位を祝う会の舞台監督の、
猪ヶ倉大介です。
旅の醍醐味のひとつに、美味しいものを頂く、
という、決して外せない事が有ります。
というより、美味しいものを求めて、旅しているのかも知れません。
食材というものは、一年中同じという事がないのが普通です。
胡瓜は夏、秋の茄子、ウニは7月、
なんて枚挙にいとまが有りません。
最高に贅沢な旅とは、
その時の最高に美味いものを食べに行く事かもしれません。
旅の目的が、ハッキリしていると、
アクティブな旅になりますね!
けれども、私の様に、仕事で全国を廻っていると、
そういう季節の食べ物に巡り会える時が、
機会は有っても、チャンスが無い!
というおかしな現象になってくるんです。
せっかく来たのに、劇場に閉じ込められて
お昼は弁当、夜も弁当となって、
行きたくても行けない。
せっかく来たのに
美味しいものがお預けになると云うのは、
しょっちゅうです。
こんなところが、私の仕事の残念なとこなんです!
季節を外した時期に行く事も、多々有ります。
そんなときには、まあいいか!
という、開き直りが必要になります。
そう、季節限定には、惹かれますが、
そうではない時の
楽しみ方があるんです。
それは、先ず地元の人と友達になる事です。
コレは決して難しいことでは有りません。
カウンターに座れば、マスターと話す機会が生まれます。
隣の常連さんと、マスターの話を聴きながら
「お勧めは何ですか?」とか、「それ、美味しそうですね!」
とか、思い切って話しかけると良いです。
常連さんは、一番美味しいものを知っていますから、
気軽に応えてくれますよ!
話が弾めば、賄い料理とかを勧めてくれる事が多いです。
人と人との繋がりを大切にすれば、
周りの人も打ち解けてくれて、話も広がります。
出てきた肴が本当に美味しい時、
素直に「美味い!」
と褒めてしまう雰囲気になれば、
気分は最高です。
地元の酒を味わいながら、お店の常連さんと、
マスターと、店員さんと、
笑顔の絶えない、和やかな時間を過ごす。
そういった事が、楽しく呑む秘訣です。
秘訣!というより、理想!でしょうか!
そういった時間を、毎回味わえる訳ではないですが、
その時の事は、いつまでも記憶に残ります。
そんな楽しい経験が、
また旅に行きたい!
と思う気持ちにさせるんでしょうね!
猪ヶ倉大介
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