こんにちは、
天皇陛下の御即位を祝う会の舞台監督、
猪ヶ倉大介です。
これから、外国人と出会う機会、ますます増えてきますね!
そんな時どうしても、知っておかなければならないモノ。
何でしょう?
大人気のアニメ?
コレは、多くの外国人にとって、いちばんの関心ごとかも知れません。
実際、いろいろな国で、日本のアニメが放送されていて、
彼らは、それが日本のアニメだとは知らずに、
子供の頃、欠かさず観ていた!という
エピソードは、本当に良く聞きます。
もう一つ、日本食が大好きで、いろんな種類の日本食を、
本当に楽しみに来日する人も多いです。
ラーメン食べ歩きツアー!とか、神戸牛!松坂牛、近江牛、なんて云う
ブランドフードにも注目度抜群で、リサーチされています。
そんな中で、唯一厄介な点が、
日本と、海外とのテーブルマナーの違いです。
今、世界中で大注目されている日本食。
けれども、私達日本人でも意外と知られていないのが、
日本食のテーブルマナーです。
そう!作法と呼ばれるモノですね!
世界中で唯一、器を持って食べる日本食。
慣れない外国の人には、
のっけから戸惑いの嵐ですね。
箸の持ち方にも、器の持ち方にも、食べ方にも
いかにも日本!と云う意味合いが
目白押しです。
先日、その和食のテーブルマナーを学ぶ機会がありました。
和食の変遷から始まり、おしぼり、箸の置き方、使い方など
普段何気なく使っている中にも、
いろいろな意味合いが含まれている事を、
改めて、教えていただきました。
日本人の食べ物、人に対する心遣いが、
作法の中に散りばめられている感が有りました。
それを、敢えて一言で言い表すのなら、
周りの人が
不快に感じない様に、食べる事が大事!
と云う事でしょうか?
ピチャピチャ、音をたてて食べたり、
箸で指さしたり、口いっぱいに頬張ったりするのは、
当然マナー違反です。
お膳から箸を手に取る方法も、実は手順が有ります。
初めは、なんかしちめんどくさい気がしますが、
慣れてくると、作法のひとつひとつに流れるリズムがあり、
食べる作法の美しさを感じられます。
気持ちが良いんですね!そのリズムが!
まだまだ細かい作法は有りますが、
相手に不快感を与えない様にする事を、忘れなければ、
外国人に和食のマナーを教えるのに、
間違いのない様に出来そうです。
和食の奥深さ、うちに秘めた美しさを、
来日する外国人の方達に、
気持ちよく体験していただければ!と思います。
猪ヶ倉大介
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