こんにちは!
天皇陛下の御即位をお祝いする会の舞台監督、
猪ヶ倉大介です。
夏到来ですね!
最近の夏は、本当に暑いです。
一昔前に比べると、
体感的に3、4度上がってるんではないでしょうか?
子供の頃の、プールとか、蝉とりとかで遊んでる時は、
暑さを忘れて、夢中になって遊んでましたね!
今は天気予報が、いの一番に報道されてる感があります。
今日は、コレだけ暑くなるから、覚悟しなさい!
と言われたる様な感じです。
そんな時に、ふと思い出したのは、
「心頭滅却すれば火もまた涼し!」
と云う、言葉です。
戦国時代に、信長に攻め滅ぼされた、
甲斐国(山梨県)の恵林寺のお坊さん、
快川和尚の辞世の句として知られています。
「いかなる苦痛も心の持ち方次第で、
耐えることができる!」
と云う意味です。
そう、心の持ち様で、どうにでもなると云うことです。
あなたもこう云う経験はありませんか?
例えば、夏の暑い盛りに、出逢った、一風の風!
ちょっと避難した木陰で、
さあ〜っと流れてきた風の心地良さ!
暑いという中でも、
ゆとりを持っていれば、
気持ちというものはプラス➕の方向で、
感じられる気がします。
私達日本人の良さは、
切羽詰まった時でも、心に余裕を持って
その状況を愉しむ、心を持ってる事だと思います。
そうめんの上に、映える緑色の山椒の葉を添える!とか、
冷奴の上に、ネギ、生姜、ミヨウガの三色を添えるとか、
五感をフルに使って、涼しさを追求する、「こころ」
があるんですね。
昨今の和食ブーム、日本への旅行ブームは、
そういったところに、ようやく世界の人々が、
気づいたんだと思います。
思いやりを発揮するには、
自分にゆとりがないと、なかなか出来ませんね。
しかし、日本人の良さは、
周りの人の思いを、察する気持ちを、
持っていることではないでしょうか?
暑い中を、運んでくれた宅急便のお兄さんに、
暑中見舞いのお茶を差し出す。
その思いやりが、心の中のゆとりですね!
そのゆとりが、暑さの中でも、
涼しさを感じられる、「秘訣!」 です。
まだまだ、快川和尚の様にはなれませんが、
暑さを敢えて愉しむ!
という姿勢が大事ですね。
猪ヶ倉大介。
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