私達日本人にしかできない事!

こんにちは、

天皇陛下の御即位を祝う会の舞台監督、

猪ヶ倉大介です。

今、世界で一番行きたい国は、「日本!」

というのが当たり前のように、

外国人の中では、ささやかれています。

健康食として見直されたり、

世界中のあらゆる料理を、

独自にアレンジしたり、

その国一流シェフにも負けない技量でもって、

本場そのものの、またはそれ以上のモノを、

提供するのが、日本という国である事が、

認められています。

事実、観光客のリピートの度合いが、

他の国よりも高い数字なのは、

確かなようです。

それは、単に料理の世界だけではなく、

いろいろな分野での

みとめられている、その真っ只中、

である様です。

食べ物という事で例を挙げてみましょう!

例えばお寿司。

寿司は今や世界中の国で食べられる様になりました。

けれども、どうやら日本で食べているものとは、

味、質、鮮度、のどれをとっても遠く及ばない、

お寿司とは言えないモノであるモノ、

がはびこっているようです。

実際に日本で食べる寿司との

ギャップに驚き、実際に食べてみて、

改めて洗練された日本食の美味しさに、

感動する観光客が多いんですね。

トンカツは、ヨーロッパのカツレツから来ていますが、

もう今では別の料理です。

ラーメンは中華そばという別名の通り、

中国から伝わったモノですが、

今、実に多くの種類ができていて、

日本料理の代名詞になっています。

さて、

日本では、何事にも「修行」ということばが

使われます。

一人前になるのに、5年、10年は当たり前、

はては、一生これ修行!

ということばもある位です。

合理的に物事を考える、

外国、特にヨーロッパの考え方とは、

明らかに違いが有ります。

家を建てるにも、分業化して、

いかに効率よく建てられるかが、

優先されます。

対して、日本では、宮大工という

千年以上前から伝わる技法を使って、

木造建築の保存と、

修復を仕事とする職業が存在します。

それには、

一千年以上保持させる、地震に強い構造を、

釘などを、一切使わずに、木を組み合わせるだけで、

作り上げる、高度な技術を使います。

たった1ミリの違いも許されない細工を、

熟練した職人が築く建物は、

実に見事なものです。

世界最古の木造建築物で在る、

奈良の法隆寺の五重塔が正にその象徴です。

何事にも、手を抜かない、

先の先まで見込んでのやり方は、日本では、

いろいろな分野で、その根底に流れています。

既存のものを大事にしつつ、

よりいっそう上の事を考える姿勢こそが、

私達日本人の特異性なんですね!

そこには、向上心と同じぐらいの、

遊び心がある事が、ご存知ですか?

それは、

日本人の発想の多彩さにつながっています。

例えば、インスタント食品の種類の多さに、

外国人はビックリします。

こんなものまで?というくらいに、

いろいろなモノを作ってしまいます。

東のはての、日いずる国日本。

世界の文化の吹きだまり!

そんな場所に生きる日本人にとって、

独自な文化が誕生したのは、必然の産物なのでしょう!

日本語は一番難しい言語と言われています。

それは、一つの表現に捉われず、自由に

いろいろな表現方法で物事を表現したい

という日本人の発想の

特異性なんですね。

そんな遊び心が、さまざまな分野で、活躍し、

二千年以上の歴史を受け継いでいけるのだと思います!

1日1日を愉しむ大らかさを、

失わずに行きたいモノですね。 

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