こんにちは!
天皇陛下ご即位をお祝いする会の舞台監督、
猪ヶ倉大介です。
記憶力のの衰え、と云うか、覚える先から忘れていく
感覚が当たり前のように感じる年齢になりました。
しかし、
忘れることを怖れない気持ちを持つ事が、
一番大事なことなんですね。そして
覚えるという事に、積極的な姿勢が大事です。
どうせ、すぐ忘れるから無駄なことだ!
なんて、はなから諦めるような気持ちは捨てましょう!
自分を信じて、続ける事が大事です。
その努力は、しっかりと実を結びます。
では記憶するのに、
具体的に何をすれば良いのか?
記憶のカギとなるものとして、
覚えるものの、しっかりしたイメージを創り上げるのが、
効果的な方法です。
たとえば、「イスキエルダと」いうスペイン語があります。
「左」と云う意味の言葉ですが、
どういうイメージで覚えたかというと、
目の前にあるいつも使っている椅子が、
すごいスピードで左に消えて行く!
それを見ていた僕は
「椅子消えるんだ!」と思わず言っていた!
というイメージで、実際に声に出してみるんです。
消えて行く時の音とか、椅子の色とか、
具体的なイメージを持つ事が大事です。
私たちが持っている五感を目一杯使う事で、
よりイメージをハッキリさせるのが決め手です。
もう一つ、「オンブレ」という言葉は「男性」
というスペイン語です。
コレはどう覚えたかと云うと、
スーツ姿の男性が、
酔っ払った同僚をおんぶして駅に向かっている。
スーツはヨレヨレでヨタヨタ歩いている
おんぶした二人の男性!
ワイシャツもはみ出ていて、いかにも重そうに!
とか、どんどんイメージを膨らませる事が、
記憶に留めるポイントです。
あなたも、子供の頃の記憶を思い出してください。
その記憶は、ハッキリとしたイメージが
すぐに出てくるものであるはずです。
ハッキリとしたイメージが出てこないのは、
忘れているものなんですね。
と云う事は、覚えたいと思う言葉、事の
具体的なイメージを作り上げれば、
忘れない!
という事になります。
とはいっても、そんな簡単にイメージを作れないよ!
という人もいるでしょう!
そんな方には、
イメージどうしをぶつける!
という事をやってみてください!
コレは記憶に留めるための一つの方法です。
ヨリ強固に、イメージ化するためには、
五感を使う事をお勧めします。
そのものの、温度、匂い、音(叩くとどんな音か)、色、肌触り、
その全てを使って、具体的なイメージを
作り上げる事が記憶する決め手になります。
初めは時間がかかりますが、
慣れてくると、イメージする事に楽しみを感じるようになりますよ!
忘れたって良いんです。
また入れ直せばいいんだと云う気楽な思いで行きましょう!
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